2022-12-01
仕事を早めに切り上げて犬王を見に行った。
うーむ、アーディスティックなところに良さを感じるところもあったが前座音楽が単調に過ぎるというか既視感のあるリフを繰り返すだけでつまらなかったり、越天楽今様を超える「今様」を表現するために結局我々の今持っているものをツギハギに入れてみただけだったり、物語の終わり方がいまいち締まりのないものだったり、総合的には良くはないかなという感想。
あと達成のたびに体が普通の人の形になっていく様にどろろっぽさを覚えたのだけどそれは監督インタビューでも触れられていたようだ。
あと伝統楽器でロックとかシャーマンキングに出てきそうなのりだなとか。
あと歌っている人の口の描出がリアリスティックで気持ち悪いのとかまあハルヒの文化祭のあれで言われたりもしてる。
総合的に新しいのかというと表現に関する挑戦はたしかに認められたが評価するわけにはいかないという気持ちになる。